小麦粘土に注意が必要。接触性皮膚炎とアレルギー
アレルギー反応は食べるだけではなく、手や肌に触れただけでも起こる場合があります。
“アレルギー性接触皮膚炎”といい、触れた部分が赤くなったり、腫れたり、かゆみが出たりします。
食べ物を食べたときに口の周りに赤みがでることもありますが、それもアレルギーの可能性があります。
うちの場合はそういった症状が出たときに主治医に、『できるだけ顔の周りにつけないように食べさせて』と言われました。
原因となる食品を食べさせてはいけないとは言われなかったので、通常食べて起こるアレルギー反応と接触性のアレルギーの原因は、必ずしも一致しないようです。
小麦アレルギーの場合は、小麦粘土にも注意しなければいけません。
小麦粘土は小麦粉からできているので、アレルギーの心配のない子どもにとっては口にいれても安心安全で、幼稚園や保育園でもよく使われます。
家庭で小麦粉から手作りすることもできるので、手軽に遊べるのも魅力ですね。
ただし小麦アレルギーがある場合には、もちろん使用できません。
触った場合には手が荒れたりじんましんが出たり、口に入れると重篤なアレルギーっ子ではアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。
接触性のアレルギーは即時型の症状以外に、遅延型の症状が出る場合もあるようですので、原因不明のアレルギー反応が出た場合は、数日前に食べたもののほかに、触れたものも思い出して原因を探る必要がありますね。
うちの幼稚園では小麦アレルギーに配慮してかどうかはわかりませんが、昔ながらの紙粘土を使用しています。
保育園の場合はうちの子がいたときは紙粘土、今下の子が遊んでいるのは小麦粘土なので、アレルギーっ子がいるかいないかで区別しているようですね。
他にもアレルギーっ子に優しい粘土があります。
アレルギーが多い時代なので、たくさん種類が出ていますね。
お米のねんどは手につきにくいようで扱いやすいみたいですね。
寒天粘土は、においがなくて手触りが良く、乾いても濡れタオルを使えば簡単に元に戻るのが魅力です。
アレルギーっ子でなくても、紙粘土や小麦粘土とは違った触感を楽しめておもしろいと思いますよ。
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