米粉製品と小麦グルテン。小麦アレルギーは注意が必要です
最近増えてきた米粉製品ですが、原材料に小麦粉やグルテンが含まれていることもあり、アレルギー症状が出てしまうことが増えているというニュースを読みました。
パン屋さんで売られている米粉パンは、ほぼグルテンが入っています。
グルテンとは小麦に含まれるたんぱく質が水と合わさった時にできるもので、パンを膨らます役割をします。
グルテンの入っていないパンには、”グルテンフリー”や”特定原材料不使用”などの表示があると思いますが、アレルギー対応のお店でなければなかなか購入することができません。
私が持っているGOPAN(米からパンが作れるホームベーカリー)のレシピでも、グルテンフリーはわずか1種類で、それ以外はお米のパンでもグルテンを添加しないといけません。
米粉で作った生地はただでさえ重くなり膨らみにくいので、せっかくの米粉パンでもわざわざグルテンを添加することが多いです。
小麦アレルギーでグルテンが使えない場合、代わりに上新粉を使うレシピもあります。単純に入れ替えれば良いわけではないので、レシピを調べる必要はあります(^^;)
最近ではグルテンフリーの米粉も多くなり、私が普段使っている製パン用の米粉もグルテンフリーです。以前にレシピも紹介しているのでご覧くださいね。
米粉製品で注意が必要なのはパンだけではありません。
米粉と大きく書かれたお菓子の中にも、米粉が何パーセント、小麦粉が何パーセントという風に、小麦も使用されていることが多いです。
商品のパッケージなどで見たことがあるかもしれませんが、”米粉倶楽部”という、米粉を普及させようと取り組んでいる団体があります。
★米粉倶楽部
その米粉倶楽部のHPには、参加している企業の製品が載っていて、小麦グルテンの有無も記載されています。
見たところやはり小麦グルテンが含まれている食品も結構多いですね。
パッケージに”米粉”の記載があっても安心せずに、原材料表示は必ず確認するようにしましょう。
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