2015-06-18
乳化剤に注意が必要なのは乳アレルギーではなく卵、大豆のアレルギーです
食品の原材料でよく見かける『乳化剤』。
乳化とは、本来混じりにくい水と油を混ぜ合わせることで、乳とは関係ありません。
ですから乳アレルギーでも気にしなくても大丈夫な原材料です。
ただし、乳化剤は卵由来のものや大豆由来のものがあるため、卵アレルギー、大豆アレルギーの場合は注意が必要です。
原材料の欄の最後に、『(原材料の一部に、卵、乳を含む)』などという記載を見かけたことはありませんか?
パッとみてもわからないような部分に、実は食べられないアレルゲンが含まれていることがよくあります。原材料表示は一番最後まできっちりと見ることが大事です。
また、ごく微量でも症状がでてしまう場合は、『本品製造工場では、卵、小麦を含む製品を生産しています。』というような記載がある部分にも目を通しておく必要があります。こちらは欄外に記載されていることが多く、親切なところだと赤字で書かれていたりもします。
乳化剤以外で、同じように『乳』という字がつく『乳酸菌』。
こちらも乳由来ではないので、乳アレルギーとは関係ありません。
ただし乳酸菌は、乳関係の食品(乳酸菌飲料やヨーグルトなど)に入っていることが多いので、そういったものはもちろん食べられません。
原材料の見方は慣れるまでは分かりにくい部分も多いと思いますが、ひとつひとつ注意して確認してくださいね。
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