隠れアレルギーって知ってる?遅発性(潜在性)アレルギー
アレルギーには、即時型のアレルギーの他に、遅発性アレルギーという症状がでるまでに時間のかかるアレルギーがあります。
この遅発性アレルギーは、アレルゲンを摂取してから24時間から72時間程度(最大7日)の後に、緩徐な症状がでます。なんとなくの不調というあいまいな症状なため、大人になっても気付かないままということが多く、隠れアレルギーとも呼ばれます。
症状は、皮膚トラブル、疲労、頭痛、消化不良、じんましんなどです。どれも誰もが経験のある症状だと思いますが、これらも食物アレルギーの可能性があるなんて考えたことはあったでしょうか。
即時型アレルギーの検査ではIgE抗体を調べるのに対し、遅発性アレルギーの場合はIgG抗体とIGA抗体を調べます。
この検査は実施している施設が少なく、費用も各3万ほど(同時なら5万程度)かかるので、検査したことのある人はなかなか少ないかと思います。キットを取り寄せて送付して検査する方法もあるようですが、こちらも費用は同じぐらいです。
私自身、自覚しているアレルギーはないのですが、なんとなくの不調が多いため、この遅発性アレルギーが気になっています。ただやはり、費用の問題で検査は悩んでいるところです。
セルフチェックできるページがあったので、リンクをご参照ください。
ちなみにIgG抗体は胎盤を通過するという特徴があるため、赤ちゃんに遺伝します。妊娠を考えている方で気になる場合は、皮膚科や美容外科で検査を行っていることが多いので、調べてみると良いですね。
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