レシチンとは?分かりにくい原材料
卵黄レシチン、大豆レシチンと原材料表示の部分に書かれているのを見たことはありますか?
(私は大豆レシチンは知ってましたが、卵黄レシチンは今回調べてみて初めて知りました(^^;))
レシチンはリン脂質という脂質の一種で、すべての生き物の細胞中に存在します。
食品や医薬品の添加物、乳化剤、抗酸化剤に使われ、健康食品としても販売されています。
レシチンは、記憶力や学習能力を高めたり、アルツハイマーや認知症を予防したりする脳への効果と、動脈硬化を予防したり、肝機能を高めたりする内臓への効果、そのほかに美肌にも効果がある成分です。
乳化剤にも使われるように、水にも油にも混じりやすい特異な性質を持っています。この乳化作用が、体内の脂を浄化するのに一役買っているのです。
卵黄レシチンの場合は、原材料の欄に、『レシチン(卵由来)』もしくは最後の部分に『(原材料の一部に卵を含む)』と表記されますが、大豆の場合は表示が義務ではなく推奨なので、何由来のレシチンなのかを詳しく記載されていない場合もあるので注意が必要です。
基本的には卵由来のものと大豆由来の物がほとんどですが、それ以外にひまわり由来のレシチンも、食品添加物として存在しているそうです。そういえば昔、ひまわりの種を某ファーストフード店で食べたことがあります。ひまわりって栄養価が高いんですね。(種は妊婦さんにもオススメだそう。)
レシチンは、ビタミンE、ウコン、イソフラボンと一緒に摂ると吸収がよくなりますよ。
関連記事
≫乳化剤に注意が必要なのは乳アレルギーではなく卵、大豆のアレルギーです
≫表示義務のない米や大豆も。5大アレルゲンって?
≫大豆アレルギー、小麦アレルギーだと醤油は使えない?
コメントを残す